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仮説・持論・ニュース

トヨタ自動車 不正誘発企業になり下がった原因はどこに!

何をしているんだ「TOYOTA」

日本の代表企業と言っても過言ではない「TOYOTA」

2023年の世界時価総額ランキング52位(結構低い) 

ランキングも年々下がっている事でもあるし、膿を出し切るまで、苦しんでみたらどうかな。


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「日野自動車」「ダイハツ工業」に続き、今回不正が発覚したのは、トヨタ自動車の本家であり源流ともいうべき「株式会社豊田自動織機」。
1926年(大正15年)11月18日にトヨタグループの創始者である豊田佐吉が創業。
現在の「トヨタ自動車」は、この「豊田自動織機」から1937年に自動車部門が分社化された会社である。

不正が認められたのは「ランドクルーザー」「ハイラックス」「ハイエース」を含む10車種のエンジンである。

不正内容

量産用とは異なるソフトを使ったECU(電子制御ユニット)を用いてエンジンの出力性能を測定し、測定する数値が安定するようにバラつきを抑えて報告する行為。

2023年1月29日 ニュースリリース&記者会見

不正期間

2007年~2023年(16年間)

不正の発端

2007年劣化耐久試験義務化に伴い不正を開始。

不正行為対象エンジンの搭載車両

エンジン搭載車両販売開始時期生産事業体車両仕向け地
1GDランドクルーザープラド2020/8(生産終了)
  • トヨタ
  • 日野
日本、欧州、中東、アフリカ、アジア
ハイエース/グランエース/エース/ボンゴブローニイバン(マツダ)2017/12
  • トヨタ車体
  • 岐阜車体
  • トヨタ車体(タイ)
日本、欧州、中東、アジア
ダイナ/デュトロ(日野)2021/5日野日本、アジア
ハイラックス2020/5
  • トヨタ・モーター・タイランド
  • トヨタ・モーター・サウスアフリカ
  • トヨタ・キルロスカ・モーター(インド)
欧州、中東、アジア、アフリカ
フォーチュナー2020/5
  • トヨタ・モーター・タイランド
  • トヨタ・モーター・インドネシア
  • トヨタ・キルロスカ・モーター(インド)
欧州、中東、アジア
2GDハイラックス2020/5トヨタ・モーター・タイランド日本
イノーバ2020/7トヨタ・キルロスカ・モーター(インド)アジア
F33Aランドクルーザー 3002021/8トヨタ車体日本、欧州、中東、アジア、アフリカ
LX500d2022/1トヨタ車体欧州、中東、アジア
販売開始時期は販売国、車両工場により異なる可能性があります
出典:トヨタ自動車ニュースリリース「豊田自動織機「認証不正問題」について」
エンジン供給を受けている他メーカーにも飛び火。
マツダの商用バン「ボンゴ ブローニイ バン」

2022年には子会社の日野自動車の排出ガス劣化耐久試験(2016-2022)でも不正行為が発覚しており、2023年にはフォークリフト用等のエンジンで排出ガス規制値超過が発覚したばかりでした。


トヨタグループ会長 豊田章男の発言

グループビジョン説明会での会見だからか、割と他人事のような発言です。



約7分半ほどの会見で、最後のたった20秒がお詫び。

7分間延々と創業者から系譜の物語を語る度胸。
まったく自分の非を理解していないと言っても言い過ぎではないようなレベルでした。

創業の原点「価値観」や「優先順位を見失う」状況が、リーマンショックの2008年に発生したと述べていますが、その時に膿を出していれば、このような事にはならないでしょう。

「2009年のリコール問題の時、現在過去未来全ての責任を背負う、そう覚悟を決めました」とも述べていますね。
何の覚悟?
これだけ長期に渡る不正を見抜けないのは、ちょっと坊ちゃん具合が甚だしいと言っても言い過ぎでは無い様に思います。

2000年に平取締役になり、その後、常務取締役ー専務取締役ー副社長を経て、2009年に代表取締役社長に就任。
宗家の血筋は14年ぶりで世間は大層期待したものでしたが、やはり坊ちゃんには舵は取れても、悪に染まった組織(エンジン)の改革は、出来なかったという事ですね。

エンジンを直さなければ、舵を上手く取れても話になりません。

14年ぶりの宗家なので、「客寄せパンダ」になっていたのも事実かもしれませんので、当然と言えば当然ですが・・・

不正はまだまだ隠されている

ダイハツと言いトヨタと言い、不正の期間が長期に及んでいるので、これだけでは絶対にないと思います。

筆者は、ワイドショーや新聞一面に、不正(経営幹部の指示による表示偽装)をすっぱ抜かれた会社に長年勤務し、微力ながら不正を正す努力をしてきた経験があります。
ただ他部署にいたので、すっぱ抜かれた不正には全く気付いおらず、業績改ざん不正を何とかしようとしていたところ、数商品(報道時は数商品であったが最終的には全体の80%以上の商品)で表示偽装の報道があり、ぶったまげた経験を持つので何となく予想がつきます。

一つの部署だけで、一つの事だけの不正をしていた場合は、一部の社員の犯行として名指しで処分になる場合が多く(横領とかのように)、このような発表の仕方はしません。
一連のこのような組織的腐敗は、必ず他の部署や系列会社に伝染しています。

今後、だれがやるのかは分かりませんが、この日本のトップ企業の完全改革を待ち望む。
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