再発する新型コロナウイルスの謎

先日(5月6日)の大阪府の陽性者発表では、再発陽性者が3人も見つかりました。
(4月1日陽性判明→4月16日退院→5月6日陽性判明)
大阪では、これで4月と5月で合計4人の再発陽性者が見つかったことになります。
最初のバスガイドを含めると5名となります。
このように、再発陽性者が発生する原因は、一体何なのでしょうか?
「再発」か「再感染」か!?
一番疑わしいのは、このどちらかとなるのですが、これは、ウイルスの完全な配列を比べないと答えまでません。
すなわち、現段階ではこれらのどちらかに特定することは、非常に難しい問題です。
一部の学者は、検体を手に入れ、研究しているでしょうが、まだまだ答えを出すには至っていないようです。
「PCR検査の精度が悪かったから」!?
この噂も前々から言われていますが、今回の大阪のケースは、4月1日に最初の陽性判明しているので、それほど前でもなく、そこまで制度が悪かったとは言えないとも言えます。
「ウイルスの残骸」!?
5月7日のワールドニュース(香港)では、最新情報として、ウイルスの残骸が細胞レベルに沢山残ると言うことが、ある科学者から発表されていました。
この科学者曰く、新型コロナウイルスの再発や再感染は、現段階では可能性が低く、残った細胞レベルのウイルスの残骸が、PCR検査に反応してしまって、”陽性”の反応が出てしまうと言うことでした。
これは、最新の情報なので、今回の大阪のケースは、「ウイルスの残骸」なのかもしれません。
「ウイルスの残骸」であれば安心ですが、「再発」や「再感染」なら非常に問題です。
ただ、現時点では再発陽性者は、世界的にも少ないケースの様なので、「ウイルスの残骸」説が有力なのかもしれません。
どちらにしても、早急のワクチン及び治療薬の開発が求められることに変わりはありません。