全国で「ドライブスルー方式」PCR検査、しかし検査数の拡大には繋がらず!
岡江さんは、4月3日に発熱を訴えましたが、検査してもらえず、4日間程度様子を見るように言われたそうです。
その後、4月6日の朝に容態が急変し、緊急入院しましたが、4月23日に帰らぬ人となってしまいました。
岡江さんは乳がんを患っていて免疫低下していることは、分かり切った事なのに、検査すらしなかった。
これは、検査数を増やせない弊害のもたらした、悲しい事案です。
4月3日に検査出来ていれば、急変する前に入院でき、命は奪われなかった可能性もあり得ます。
検査数を増やせない理由は、”医療崩壊を防ぐため”ですが、世界の医療崩壊を起こしている先進国は、日本の10倍以上の陽性者を抱えています。
確かに医療崩壊は食い止めないといけないことだと思いますが、検査数を増やして入院患者が増えることを恐れていたら、今回のように、助かる命も助かりません。
世界では、大型展示会場のような大箱を、新型コロナウイルス感染症患者用の入院施設に変えてまで、この一大事に対応しています。
勿論、医療崩壊がおこっている最中でです。
日本はまだそこまで酷い状況ではないと言いながら、「緊急事態宣言」まで出して、この一大事に国民全員で”我慢”をしています。
それならば、ホテル等の借り上げも良いですが、並行して大箱を緊急医療施設に改造して、検査数を大幅に増やして、岡江さんの様な悲しい事案を無くすことをすべきだと感じます。
医療現場からのお願い(圧力?)もあるでしょうが、検査数を増やせない現状は、政治力で打開してほしいものです。
「緊急事態宣言」自体も、日本医師会等に医療崩壊になる前に出すよう促されてた感じが強いので、日本の政治力の弱さは、そこからも伺い知ることができますが、ここはしっかりしたリーダーシップが必要です。
誰でも作れるようなマスクを配っている場合ではないのでは?
(安倍首相もカメラに映らない場所では質の良いマスクを着けていると言う噂)
しかし、これで日本も検査数が伸びると思ったのもつかの間。
実は、この「ドライブスルー方式」のPCR検査は、医療スタッフの負担軽減のための措置であり、検査数を増やすためではありません。
実際、1日に検査できる件数は、10数件から30件前後と全体数を上げるにはあまりにも少なすぎます。
また、患者優先ではない事実。
(勿論、医療崩壊すれば患者は生きていけない事は分かっているつもりですが・・・)
4月28日時点で、世界の新型コロナウイルス感染者数は、300万人を超えてしまいました。
死者数も20万人を超えてしまいました。
何とか早く、封じ込めに成功してほしいものです。
そのためには、特効薬と予防接種の早急の開発が求められます。
全世界の犠牲者の皆様のご冥福をお祈りいたします。
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