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心と体

ソフトコンタクトは、生感覚のシリコーンハイドロゲルで決まり!

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現在ソフトコンタクトレンズには、概ね2種類の素材があります。
1つは安いコンタクトレンズに多い、従来からの素材、ヒドロキシエチルメタクリレート (HEMA)。
もう一つは、シリコーンハイドロゲルです。

ここでは、シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズについて、触れてみたいと思います。

シリコーンハイドロゲル素材の特徴

日本初のシリコーンハイドロゲル素材を使用したソフトコンタクトレンズは・・・
2004年にチバビジョン(現アルコン)が発売した、O2 オプティクス(現エア オプティクス)です。
2019年時点でも、シリコーンハイドロゲル素材に関しては、一歩先を走っている感じがあります。
何故なら、アルコン以外のメーカーで、シリコーンハイドロゲル素材と表示している製品のほとんどが、含水率50%以上あるからです。

シリコーンハイドロゲルは、旧来の出来るだけ水分を含ませるソフトコンタクト素材とは逆で、中心素材の含水率が非常に低いので、コンタクトレンズ自体が涙を吸い取る事も少なく、酸素透過率が非常に良く(裸眼同等)、長時間装用でも乾きにくい特徴を持っています。
なので、目の乾燥が気になる人や、長時間目を使う作業をする人に向いている素材です。

旧来の素材では、涙が沢山ないと視力がうまく出せない(見えにくい)状態がありましたが、少ない涙で十分機能するこの素材は、その症状をほとんど感じさせない程度まで、高めているように感じます。

デメリットは、涙が少ない時に外すときは、若干貼り付いた様な感じがあり、外れにくかったりすることがあります。
ただ、指に水をつけて、ゆっくりずらしながらつまむと、割とスムーズに外せます。
目薬一滴垂らしても簡単に外れます。
これは含水率が少ないので起こる現象ですが、旧来の素材のように素材自体が固まって完全に貼り付く感じではないので、慣れれば問題ないと思います。

もう一つ、汚れ全般には強いのですが、旧来のヒドロキシエチルメタクリレート (HEMA)ソフトコンタクトより、脂質汚れが付きやすいと言われています。
ただ、ここで紹介する製品は、ある程度の対策がなされているので、デメリットとまでは言えないと思います。

デメリットではありませんが、涙の量で見えにくさがあまり変わらないので、装着感が少なく、はじめは何となく潤っていない様な錯覚に陥ることがあります。
それは、旧来の涙を大量に含んだレンズが、眼球に乗っている感覚に慣れてしまっているからで、逆に裸眼と同じようなシリコーンハイドロゲルに慣れてしまったら、涙の量で見え方が変わらないこの素材の良さが分かると思います。

清潔感が一番の”ワンデータイプ”と、連続装用の可能な”2weekタイプ”、最長1か月連続装用も出来る、唯一の”1か月タイプ”。
シリコーンハイドロゲル素材レンズの中でも、含水率50%を切っている、素材の強みを最大限に活かせているコンタクトレンズを紹介します。

ワンデータイプ

デイリーズトータルワン

2019年の時点では、他を圧倒しています。
さすが、シリコーンハイドロゲルの先駆者ですね。
このレンズは、含水率の低さや、酸素透過率の高さも、ワンデーでは一番です。

レンズ中央部と表面部の含水率を変化させた、水分三層構造(生感覚・生レンズ)
必要に応じて涙と調和し、涙の蒸発を防ぐサポートをする、「スマーティアーズTMテクノロジー」

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出典:アルコン


直径(mm) 14.1
度数(D) -0.50~-6.00(0.25ステップ)
-6.50~-12.00(0.50ステップ)
ベースカーブ(mm) 8.5/8.8
酸素透過率(Dk/t) 156×10-9(cm/sec)・(mLO2/mL×mmHg)
※-3.00Dの場合
中心厚(mm)※-3.00Dの場合 0.09
含水率 33%(表面80%以上)
グループ I


ワンデー アキュビュー トゥルーアイ

デイリーズ トータルワンと比べると、性能は少し下がりますが、それでもその他のワンデーに比べると、優秀なレンズです。
その中でも、UVカットは、特筆すべき性能でしょう
※UVカットを謳っている商品はいくつかありますが、理屈はどのメーカーも不明です。

ハイドラクリア® ワン・ テクノロジー
まぶたや目(角膜)と同じくらい、レンズの表面がなめらか。
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出典:アキュビュー

ベースカーブ 9.0 / 8.5
直径 14.2mm
パワー(D)(製作範囲)BC 9.0 -0.50 ~ -12.00 +0.50 ~ +5.00
BC 8.5 -0.50 ~ -12.00
中心厚(-3.00の場合) 0.085mm
酸素透過係数(Dk値)*7 100
酸素透過率(Dk/L値)*8 118
含水率 46%
UVカット*3 紫外線B波を約99%、A波を約96%カット
レンズマーク “123”マーク
レンズ着色 ブルー
材質 narafilcon A
FDAグループ Ⅰ

1週間連続装用が可能な2weekタイプ

2weekを使う人は、一番コストにうるさいのかもしれないですね。
なので、2weekのハイクオリティーレンズは、あまり受け入れられないのか、改廃が多いようです。
その中でも頑張っているのが、ボシュロムです。
ボシュロムは、1971年に世界で初めて、ソフトコンタクトレンズを作った会社です。

メダリスト フレッシュフィット コンフォートモイスト

2ウィークの中でも、連続装用が承認されたハイクオリティーレンズです。
※連続装用は最高6日で、7日目は就寝時外し、翌日から6日連続と変則で、医師の診察を受けながらとなります。

コンフォートモイスト® テクノロジーで、 1日中うるおい、裸眼のようなつけ心地。
HDオプティクスで、独自の非球面レンズデザインとなめらかなレンズ表面。
にじみ・ぼやけのないシャープな視界。
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出典:ボシュロム

装用 終日装用/連続装用
含水率 36%
交換期間 2週間
グループ分類 グループIII
ベースカーブ(BC) 8.6mm
直径(DIA) 14.0mm
中心厚 0.070mm(-3.00D)
レンズカラー ライトブルー
度数範囲(PWR(F'v)) -0.25D~-6.00D(0.25Dステップ)
-6.50D~-12.00D(0.50Dステップ)
+0.25D~+3.00D(0.25Dステップ)

1か月交換及び連続装用タイプ

2008年から唯一無二の存在です。
1か月連続装用の承認を得た、エア オプティクスブランドの、最高クオリティーレンズです。
※連続装用は医師の診察を受けながらとなります。

エア オプティクス EX アクア

スマートシールド® テクノロジーの親水性保護膜によって、化粧品などの脂質汚れや、レンズの乾燥をブロック。
汚れにくく、乾きにくいレンズ。
含水率24%・酸素透過率99%・連続装用期間は、2008年の発売以来、ソフトコンタクトレンズ全製品中トップが続いています。

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 出典:アルコン

直径(mm) 13.8
度数(D) +0.25〜+5.00(0.25ステップ)
-0.25〜-8.00(0.25ステップ)
-8.50〜-10.00(0.50ステップ)
ベースカーブ(mm) 8.4/8.6
酸素透過率(Dk/t)※-3.00Dの場合 175×10-9(cm/sec)・(mLO2/mL×mmHg)
グループ I
含水率 24%
着色 ライトブルー


因みに私は、2008年に1か月連続装用可能な、O2オプティクス(現エア オプティクス EX アクア)が、発売されてからの付き合いです。

現在は、エア オプティクス EX アクア(通常)と、デイリーズトータルワン(旅行やゴルフ等)の二刀流です。

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