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ペット

水草水槽 照明の選び方 簡単水草~本気レイアウト水槽まで

アクアリストの憧れ。

水草レイアウト水槽。

ネイチャーアクアリウム。

見ていて飽きない美しさが魅力です。

水草と言えば照明。

照明無しで水草は語れません。

でも、種類は多いし、値段もピンキリ。

それでは水草水槽のLED照明は何が良いのか。

水草の種類もたくさん存在するので、それも踏まえて見ていきましょう。

水草用LED照明の特徴と蛍光灯との違い

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そもそも今まで普通に使っていた蛍光灯とLED照明は何が違うのか?

もう皆さん知っているとは思いますが、簡単におさらいとして・・・

 

・蛍光灯は360℃照射、LED照明は方向限定照射

蛍光灯は、蛍光管の中に電気が流れ、全体的に全方向に光を照射します。

それに対してLED照明は、LEDチップ(素子)が発光するので、チップ(素子)の向いた方向にのみ光を照射します。

 

なのでLED照明は、概ね下に向けてのみ照射するので、水草の影や魚の影が結構くっきり、水底に映し出され視覚的にコントラストをあげてくれます。

更には水面の揺らぎが影を伴い、幻想的な水景を作り出します。

 

・蛍光灯はミックス光、LED照明は素子の選択で色を作る

下の分光スペクトルは蛍光灯のものです。

無題 

これは、パルック クール色ですが、近紫外線から近赤外線にわたり、ピーク(突き出た所)が分散されて色んな色が含まれていることが分かります。

 

それに対して一般的な水草用LED照明の分光スペクトルは

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出典:コトブキ

これは、コトブキ工芸 RAY−MAX 600ですが、ある種変則的なカーブを描いています。

搭載する素子の色と数で自由に色が作れるLED照明は、このように光合成に有効な色と水草の緑をチョイスしたりすることが可能で、メーカーによって結構ばらつきがあるのも特徴です。

 

グラッシースペクトル
出典:ボルクスジャパン

これは、フルスペクトルLEDの分光スペクトルになります。

太陽に近い光の演出が特徴です。


・蛍光灯は照度の割に高発熱、LED照明は照度の割に低発熱

蛍光灯は上記でも触れましたが、360度発光され、管全体に電流を流すので、高発熱となってしまいます。

それに対してLED照明は、小さな素子が個別で発熱するので全体熱量としてはかなり低くなります。

 

・蛍光灯は寿命が短い、LED照明は寿命が長い

蛍光灯の寿命は1万3,000時間程度と記載されていることが多いですが、LED照明は、4万~5万時間程度の記載が多く見られます。

これは水草水槽の為に、1日10時間使用した場合、蛍光灯は約3年7カ月程度の寿命ですが、LEDは約11年以上の寿命となります。

 

しかし、ここがセールストークにだまされてはいけない部分なので、少し踏み込んでみます。

この5万時間とは、LED照明自体の寿命ではありません。

ではこの5万時間とは何の寿命なのでしょうか?

一定の条件下で発光させた、素子(モジュール)のみの寿命となります。

 

LED照明は、この素子以外に、配線・基盤・抵抗・レンズ・素子を包む樹脂等があり、それらはメーカーによって全てバラバラで、それらをつなぐハンダの質もバラバラなのが現状です。

これらがチグハグだったり、安価なものを使っていると、照明器具自体の寿命はビックリするくらい短くなります。

 

更に重要なのは、基盤や素子を包む樹脂等の温度です。

LEDは発熱が少ないと言っても全体的な事であって、素子一つ一つはかなり高熱になります。

更に日本は高温多湿。

夏の室温40度なんてことも、都市部で常時エアコンをつけていないとあり得ます。

 

メーカーはこの熱対策に、あの手この手で、技術を投入します。

しかしながら、安価な商品(メーカー)は、ここを手を抜くしかありません。

 

私の実体験では、2か月が最短でした。←お~こわ( ̄Д ̄;;

これはヤフオクモノでした。

その次の短命は2年。

これはアクアショップがオリジナルっぽく販売している事が多いもので、結構全国的に販売されているものでした。

これらは特に高温に弱いので、安い物程、夏は24時間空調管理しないと長期間使用できないと言うジレンマに陥るので注意してください。

水草の光合成に有効な光とLED照明の光の関係

光合成に必要な光とは、どんなものでしょう。

植物は、クロロフィル(葉緑素)が光を吸収し、光合成しています。

光合成は、植物の成長に欠かせないものです。

そのクロロフィル(葉緑素)は、赤色の中の650nm前後の光と、青色の中の450nm前後の光を主に吸収・使用します。

なので、それらのスペクトルが突出しているものが水草の成長を促します。

 

ただし、それだけでは緑色が多い水草は、成長するが綺麗に見えないという事になります。

そこで、多くの水草が有している緑色が必要となるのです。

緑色の葉をしているという事は、緑色を反射しているという事になり、緑色を照射しないと緑に見えないという事になります。

なので緑色の光、つまり550nm前後の光が大いに必要という事になります。

 

水草用ライトは、これらをクリアして初めて水草用ライトと言えるのです。

赤系水草に必要な要素

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出典:チャーム

赤系水草を赤く維持したいのに、なぜか綺麗な赤を維持できない事は多いと思います。

勿論、肥料や二酸化炭素の添加も関係してますが・・・

ここでは、照明に特化して考えてみましょう。

 

赤系水草が、うまく赤く染まらない時でも、成長点(一番上の葉)は赤っぽいですよね。

そうなんです。

赤系水草の赤色は、照明の強さが大きく左右しているのです。

 

代表ともいえる、赤系ポピュラー種、ロタラ インディカでもそうですが、照明が弱いとすぐに間延びし、しょっちゅうトリミングをしなければいけなくなるくせに、ちっとも赤くないなんて事は私も良く経験しました。

しかしこれに更に強い光を照射すると、間延びせずに赤色が濃くなるのです。

ただし、一概に照明全体のワット数を上げればとは言えず、素子一つ一つのワット数を上げる事が重要なのです。

例えば一般的な平置きタイプだと、全体でそれなりのワット数があっても、素子一つ一つのワット数は1Wやそれ以下がほとんどです。


しかしながら、サンゴ用LED照明で非常に優秀な技術を持つボルクスジャパンの照明などは、素子一つ一つのワット数が2Wと高いものが多く存在します。

これらは、少し高額ですが、グロッソの絨毯や赤系水草を綺麗に見せたい場合など、明らかな効果を与えてくれるのも事実です。


 ※技術が無いと高ワットのLEDはすぐ壊れるので、メーカー選択時に注意が必要です。

水草水槽の目的別おすすめLED照明

ここでは、60cm水槽用をメインに紹介します。

☆比較的飼育が簡単な低照度でも育つ、ナナやミクロソリウムの様な水草やウイローモスの様な苔に良い照明。

蛍光灯時代の人でも分かりやすく言うと・・・2灯式蛍光灯と同じか、少し強いくらいがこのタイプです。

・コトブキ工芸 kotobuki フラットLED 600 14W

・GEX クリアLEDパワー3 600 17.5W

・コトブキ工芸 kotobuki フラットLED WP600 17W


☆クリプトコリネ ウェンティーや、比較的光量が必要な、ロタラの様な水草に合う30WオーバーのLED照明。

蛍光灯で言うと・・・4灯+くらいの強さになり、このくらいあると、いろんな水草が飼育できます。

・テトラ パワーLEDプレミアム 60 31W

・コトブキ工芸 kotobuki フラットLED ツイン 600 34W


☆赤系水草やグロッソの絨毯、間延びを抑えたロタラの飼育も視野に入れられる、珊瑚飼育の高度な商品開発から生まれた、高照度フルスペクトル照明。

これはもうメタハラレベルになります。

このくらいだと、損失熱量を考慮しても150Wメタハラクラスになり、ロタラの匍匐はもちろんの事、赤系有茎水草も綺麗に染めてくれます。

これだけのパワーと性能(基盤の性能も含め)で2万円台は、そうそうありません。

デザイン優先のADAが同じ性能を作れば、5万円以上は軽く値付けするでしょう。

・ボルクスジャパン GrassyEdge262 FR 65W


☆最後は、90cm水槽でのネイチャーアクアリウムに最適な吊り照明。

ボルクスジャパン GrassyCore Fresh 150W

上記は、ほんの一部のご紹介です。

LED照明は、まだまだ進化の途上にあるので、今後は益々技術向上して行き、良い商品が出てくると思います。

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